先日、わが家の長女がサンフランシスコ日本語補習校、中学部を卒業しました。
海を越えたこの場所で、大事な節目を迎える子ども達。
日本と同じように、一人一人卒業証書授与をしてくれることを知り、
有り難いな、と感じていたところ…
長女から聞いた衝撃のひと言。
「みんな袴着るんだって。」
え…?どうやって、袴を着るの…?
感動もどこへやら、突然「袴の準備」がバサッと降りかかってきました。
日本の小学校の卒業式でも、袴姿を見かけることが増えてきましたが、
まさかアメリカでも着るとは…。
この記事では、実際に参列した体験談とともに、
袴の入手方法や、着付け方法についてご紹介します。

卒業生の晴れ着姿は?
卒業式は、中学部と高等部合同で行われました。
卒業生およそ100人でした。
卒業生の晴れ着姿を見てみると、
実際に30人ほどが袴を着ていました。
女子は制服が最も多く、
シンプルなドレスの生徒も数人見られました。
男子はほとんどがスーツで、制服は数人でした。
アメリカで袴を入手する方法は?
卒業式で「袴を着たい!」となったら、
どのようにアメリカで袴を手に入れることができるのか、調べてみました。
アメリカ、カリフォルニア州で、とくに日本語補習校近辺で探してみましたが、袴を取り扱っているショップはかなり少ないと感じました。
その反面、日本から海外発送可能ショップが多かったので、
種類も豊富で十分揃えることができると感じました。
日本で購入の場合は、「思ったより届くのが遅い」ことがよくあるので、到着までの日数に余裕を持って、追跡可能な配送方法を選ぶと安心だと思います。
カリフォルニア、サンフランシスコ周辺の袴レンタル
◇KIMONO by Kamino
袴をレンタルすることができます。
プロのカメラマンに記念写真の撮影をお願いすることもできます。
わたしのおすすめ!日本で海外発送可能なショップ
日本から海外発送対応しているショップです。
海外発送がについて、専用ページがあるので、安心して利用できます!
▼購入
・京都きもの工房
・京都きもの町
▼レンタル
・レンタル着物みやこもん
便利!楽天市場で購入「楽天グローバルエクスプレス」
通販サイト「楽天市場」では袴の品揃えが豊富です!
楽天市場で購入した商品が、海外発送に対応していない場合は、「楽天グローバルエクスプレス」を利用する方法があります。
「楽天グローバルエクスプレス」とは
日本国内の専用倉庫に一度荷物を届けてもらい、そこから海外へ転送します。
手順1.楽天グローバルエクスプレスに無料登録して、自分専用の「日本の住所を取得」。
手順2.楽天市場での購入時、お届け先にその住所を入力。
手順3.倉庫に届いたら、マイページから海外発送の手続きをする。
今回は手軽な楽天のサービスをご紹介しましたが、転送サービスには他にもいくつか選択肢があります。ご家庭の予算に合わせて、一度見積もりをとってみることをおすすめします。
当日の「袴の着付け」どうする?
袴が無事に手元に届いても、困ってしまうのが当日の着付けです。
卒業式は朝8時30分ごろから始まるので、どうしても朝早い時間の準備になります。
遠方から通われるご家庭や、下のお子さんがいて、小学校にも送り届ける方にとっては、
まさに時間との戦いです。
そのため、事前にネットの説明や動画を見ながら、ご家庭で着付けをするというのも一つの選択肢かもしれません。
他にも「袴の着付け」について、少しでもお役に立てればと思い、いくつか選択肢をご紹介します。
「簡易袴」「簡単着付け袴セット」もおすすめ!
わが家の長女の袴は、「簡単着付け袴セット」を購入しました。
スナップボタンと、マジックテープで止めて着付けができるものなので、
当日の朝、15分もかからずに着ることができました。
とても手軽に着ることができ、着崩れても簡単に直せるのでとてもおすすめです!
着付けのご予約はお早めに!
日本語補習校があるベイエリア周辺では、着付け専門のお店は多くありません。
SNSや、掲示板を活用して、出張着付けを探す方法もあります。
- KIMONO by Kamino
サンフランシスコ・ベイエリアで着付け、ヘアメイクの出張・サロン対応があります。 - Japan Society of Northern California
北カリフォルニア日本協会。七五三や訪問着の着付けを提供しており、卒業式の袴も相談可能です。 - びびなび サンフランシスコ (和服・着物コーナー)
個人や着付け教室の先生が和装の着付け(出張含む)を募集している掲示板。
掲示板に着付けの依頼を書き込むこともできます。
最後に
大事な節目に
「袴を着たい!」という気持ちを、
ぜひ叶えてあげてほしいと思います。
時間も手間もかかりますが、
子ども達にとって、より心に残る卒業式になるはずです!
日本人として誇れる着物文化を、
異国の地で、一生懸命に日本語を勉強してきた子ども達なら、
きっと、とても大切に受け継いでいってくれると思います。
卒業式の会場は日本の旗、アメリカの旗、日本語補習校の旗が並び、
礼から始まり、礼で終わる式。
印象的だったのは、卒業生の答辞でした。
「見送る両親がいつも励ましてくれていたこと、知っていたよ」
「作ってくれたお弁当の数、知ってる?」
「自分が架け橋になるように」
子ども達の言葉は、素直で、たくましく、感謝の言葉がたくさん溢れていました。
ひとつの節目を無事に迎えられることができたこと、
感謝の気持ちでいっぱいになりました。
最後までありがとうございました。

