わが家の次女は5歳の頃から持病があります。
アメリカの現地校に入学するとき、必要書類として診断書(Doctor’s noteドクターズノート)を提出しました。
これで安心…と思っていたのですが、
入学から半年後、学校のナースから突然、電話がありました。
「提出してもらった診断書では、欠席は認められません」
「今までの欠席は、無断欠席扱いになります」
と言われて、ドキッとしました。
欠席に厳しいアメリカの小学校。
無断欠席が7日以上になると、学校を退学になると聞いていました。
診断書を提出したのに、なぜ?
日本との違いに戸惑いながら、改めて診断書を作成することになりました。
今回は現地校に診断書を再提出した出来事と、また現地校の対応について、わが家の体験をお伝えしたいと思います。
入学時に持病を報告
アメリカの小学校は自宅のあるDistrict(学区)に連絡して、入学します。
ここでは入学方法は割愛しますが、その入学時の入力フォームに持病の報告をしました。
その後、学区の地区看護師(the District Nurses)から連絡がきました。
診断書を確認してもらい、いくつか質問に答えると、District側が用意したISHP(個別学校医療計画)という書類を提出しました。
ISHP(個別学校医療計画)とは
アメリカの学校で、持病・アレルギー・服薬・発作対応など、健康面で特別な配慮が必要な子供に作成される書類です。
無事に持病の報告が完了して、問題なく過ごせると安心していました。
実際に欠席するときは、学校の欠席フォームから連絡するだけなので、とても便利です。
診断書に必要だったのは、この一文でした
では、なぜ提出した診断書では、無断欠席になってしまったのか。
診断書に必要な一文は、
「症状があるときは、学校を欠席する必要がある」
という医師の判断だったのです。
診断書に「症状」については書かれていました。
しかし、症状があるだけでは、”欠席の理由”にならなかったのです。
極端な話、学校にはナースもいるし、ベットもあるから、登校させても良い、と言われました。
さすがに症状があるのに、登校させるのは無理です。
すぐに、新しい診断書をお願いしました。
担当の先生が追加してくださった一文が、こちらです。
「These absences are medically necessary and should be considered excused.」
(これらの欠席は医学的に必要不可欠なものであり、正当な理由による欠席として認められるべきです。)
この一文を入れて…診断書を再提出後、学校側に正式な欠席として認めてもらうことができました。
わが家の診断書、用意するまでの流れ
次女の持病は症状がでて、数ヶ月ほど経過を見ながら診断されるものでした。
渡米後にアメリカで受診しても、すぐに診断がつくものではありません。
そのため、日本でのかかりつけ医の診断書は必須でした。
まずは渡米前
日本の小児科で英訳の診断書を作成してもらいました。
手元に届くまで、約1ヵ月かかりました。
そして渡米後は、その診断書を持って、アメリカのプライマリードクター(かかりつけ医)を受診。
改めて、アメリカ側の診断書を作成してもらいました。
わが家の場合、現地校への入学で、健康診断や予防接種の確認が必要だったため、そのタイミングで診断書についても相談しました。
再提出のときは、オンライン診療を受診後、メールで新しい診断書を受け取ることができました。
アメリカの病院は、オンライン診療しているところも多くて便利です。
今のところ、診断書の作成は保険内でカバーできています。
まとめ
最初は、診断書を提出したのになぜ無断欠席になるのか、現地校の対応にものすごく戸惑いました。
確かに、アメリカの学校は欠席には厳しいです。
ですが…
持病について、学校だけではなく、学区全体で把握してくれる。
学校にナースがいて、対応できる環境を整えてくれている。
これは学校側の
「子ども達が安心して過ごせる環境づくり」なんだと感じました。
実際にわが家の次女は、
熱があるかも!と思って、自分でオフィスに行ったことがありました。
熱は37度で、子どもの体温なら平熱ですが、持病があることを確認してくれて、
すぐに電話がかかってきました。
体調不良を訴えたときは、ちゃんと部屋を用意してくれて、親にすぐ電話してくれる。
この経験ができたことで、学校で体調不良になっても大丈夫、と安心に繋がったと思っています。
日本の学校とは違う対応で驚くこともありますが、
アメリカの学校のサポート体制は本当にありがたいと感じた出来事でした。
日々、子ども達を見守ってくれる先生やナースの方々には感謝です。
最後までありがとうございました!

